小林浩

リクルート進学総研所長・カレッジマネジメント編集長

プロフィール

1964年生まれ

株式会社リクルート入社後、グループ統括業務を担当、「ケイコとマナブ」企画業務を経て、大学・専門学校の学生募集広報などを担当。
経済同友会に出向し、教育政策提言の策定にかかわる。
その後、経営企画室、会長秘書、特別顧問、政策秘書などを経て2007年より現職。

文部科学省「熟議に基づく政策形成の在り方に関する懇談会」委員(2009年~2011年)
文部科学省中央教育審議会高大接続特別部会臨時委員(2012年~2014年)
文部科学省中央教育審議会大学分科会大学教育部会短期大学ワーキンググループ臨時委員(2013年~2014年)
文部科学省専修学校生への経済的支援の在り方に関する検討会委員(2014年~)
文部科学省高大接続システム改革会議委員(2015年~2016年)
文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会専門委員(2016年~2017年)
文部科学省「これからの専修学校教育の振興のあり方検討会議」委員(2016年~2017年)
文部科学省中央教育審議会大学分科会教学マネジメント特別委員会委員(2018年~)

講義一覧


明治維新以来といわれる「2020年の教育改革」の目的とは

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(1)高大接続改革の背景と目的

2020年から実施されていく教育改革の意義はどこにあるのか。ポイントとなるのは、今後の社会の仕組みが予想困難な「知識基盤社会」に転換していくということである。そうした新しい状況下では、学力観そのものを見直し、高校・大学で一貫した改革を行う必要がある。(全4話中第1話)


高校教育の改革ポイントは3つある

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(2)高校教育改革

高大接続改革は、高校教育改革、大学教育改革、入学者選抜改革によって構成されている。そのうちの高校教育改革では、教科・科目を変えていく教育課程の見直し、学習方法そのものの改善と教員指導力の向上、多面的な評価の確立が目指されている。(全4話中第2話)


大学教育改革で入口・中身・出口の一貫した教育を目指す

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(3)大学教育改革

大学教育改革は、入学時、在学時、卒業時を一貫した視座から改善していくことを目的としている。大学数や学部名称の増加などによって、大学教育に対しては教育内容やその質に対する疑問が投げかけられるようになった。大学教育改革はそれに対して、教学マネジメントの整備によって学修者本位の教育の転換を目指す。(全4話中第3話)


2021年度入試からスタートする大学入学者選抜改革とは

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(4)大学入学者選抜の改革

大学入学者選抜改革では、新しく提示された「学力の3要素」をいかに評価するかがポイントとなっている。重要なのは、現時点で生徒・学生が受け身になっている学びの姿勢を、主体的・能動的なものに変えていくために、適切な選抜方式を導入することである。(全4話中第4話)