Tさん

2024卒
早稲田大学 卒業

旅行が趣味で、旅先の神社や仏閣に参拝して御朱印集めをするのが好き。

Hさん

2024卒
東京藝術大学大学院 卒業

休日は、趣味の映画やジムに行くなど活動的に過ごすことが多い。

まずは学生時代のことや、就活について教えて下さい。

私は早稲田大学スポーツ科学部で、スポーツを通して生理学や栄養学、社会学などを総合的に学んでいました。その中でもスポーツコーチングを専攻し、誰もがスポーツを楽しめるようになるためのコーチング方法などを研究していました。

就職活動では、当初からエンターテイメント業界を中心に考えていました。スポーツを学んだ経験から、体作りにおいて重要な食品業界にも興味を持っていました。
最終的には、昔からゲームが好きだったことや、「人に感動を与えることが好き」という気持ちを大切にしたいと考え、ゲームを通して人に感動を届けたいという明確な目標を持って、エンターテイメント業界に絞って活動するようになりました。
私は東京藝術大学大学院の美術研究科デザイン専攻に在籍していました。
大学では主に2つの軸を中心に学びました。1つは、デザインとユーモアの力で社会を動かすこと。
もう1つは、自分でキャラクターの設定や世界観を考えることで、これが最終的にイマジニアを志望する大きなきっかけとなりました。

就職活動では、広告、ゲーム、教育、メディア業界などを幅広く見ていましたが、特にエンターテイメントと教育を組み合わせたようなコンテンツや、商品の魅力を伝えるだけでなく、その裏にある作り手のメッセージも届けることに魅力を感じていました。
振り返ると「情報を編集し、それを伝える」ということが、私の就職活動における一貫したテーマだったと思います。

イマジニアのどのようなところに興味を持ち、選考に参加されましたか?

イマジニアの魅力は、何よりも少数精鋭であることだと感じています。与えられた仕事をこなすだけでなく、幅広い分野で自分の活躍の場を広げ、会社に貢献できる可能性が高い環境に惹かれました。
私はキャラクターを扱っている会社である点に強く惹かれました。大学で培った自分のスキルや知見を活かせるのではないかと思ったからです。

入社前、選考中に他の会社と比較して魅力を感じるところはありましたか?また、イマジニアに入社を決めたのはどういった理由ですか?

選考中に最も印象的だったのは、社員の方々の人柄の良さです。面接を担当された方が、私という個人に深く興味を持って話を聞いてくださっているのを感じ、入社後もきっと自分の考えを尊重してもらえるだろうと思いました。
また、最終的な決め手となったのは、内定をいただいた際に「焦って決める必要はない、他社からもよく話を聞いて、じっくり考えてから連絡してくれればいい」と言っていただけたことです。その言葉にとても安心し、「こういう会社で働きたい」と心から思いました。
私も面接を通して、社員の皆さんの雰囲気がとても良いと感じました。リラックスして話せる空気があり、面接官の方々が私の良いところを見つけようとしてくれている印象から、「働きやすそうな会社だな」と思いました。
また、特によく覚えているのが「これまで印象に残った仕事はありますか?」と私が質問したときのことです。担当の方が「欧米で広く使われているチャットツール向けのスタンプをリリースしたこと」と海外展開について話してくださり、キャラクター産業の可能性を強く感じました。
ちょうどその頃、友人とも「日本は今後人口が減っていくから、国内だけでなく海外にも提供できるコンテンツが必要になっていくのでは?」と話していたので、非常に共感したのを覚えています。

入社から1年が経過した今、どんな業務を担当されていますか?また、入社前とのギャップを感じることはありますか?

現在はコンシューマーゲームタイトルの、販売とプロモーションを担当しています。
具体的には、家電量販店での販売に向けた流通の段取りや、多くのお客様に楽しんでいただくためのプロモーション施策の計画・実行が主な役割です。配属されてすぐに大きなタイトルのプロモーションに携われたことが、とても印象に残っています。実際に自分が関わった施策で店頭が盛り上がり、SNSで話題になったときは大きな達成感がありました。
また、業務の幅が広いとは聞いていましたが、想像以上でした。これは入社前とのギャップともいえますが、振り返ると、1年目からこれほど多くの経験をさせてもらい、早く成長できる機会を与えてもらえていると感じています。
私は所属部署が担当するゲームソフトのSNS運用などを担当してきました。私のチームは社内でも特に自由な雰囲気があり、新しい施策を試しながら考える環境があります。
別のゲームに関わった際は、開発担当の社員と意見を交わす機会が多く、ものづくりの醍醐味を感じるやりがいのある仕事でした。自身が強い気持ちを込められるコンテンツは、自然と「このコンテンツを広めたい」と思えることを実感しました。
今の担当タイトルは規模が大きく達成目標も高く設定しているため緊張しますが、2年目から大きなプロジェクトを任せてもらえることに感謝し、「任されたからにはやりきる」という気持ちで取り組んでいます。
入社前とのギャップはいくつかありますが、特に学生時代との視点の違いが一番大きいと感じます。例えば、プロモーション施策ひとつとっても、効果だけではなく、コストなど様々な要件を考慮しなければなりません。
私はデザイン系の勉強をしてきて、自分の作品のためには採算を度外視する人もたくさん見てきたので、ビジネスにおける進め方との違いに最初は驚きました。それでも、会社全体が新卒社員を気にかけてくれる雰囲気があり、困ったときは助けてもらいながら成長できていると感じています。
人の良さに関しては、ギャップは全くありませんでした。
人柄の良さは、私も同じです。他部署の先輩方も、議事録の書き方から業務の進め方まで、丁寧にアドバイスをくださいます。

イマジニアの強み、弱みはなんだと思いますか?

強みはやはり、人の良さだと思います。上司の方々もリラックスして仕事をしている姿が印象的で、私たちも自然とのびのび働くことができます。次にそのポジションを担う人がどんな方になるのか、楽しみに感じることもあるほどです。
弱みは、他社のキャラクターを扱う仕事が多いので、版元さんとの関係性を良好に保ちながら制作を進める難しさがあることでしょうか。人気のキャラクターを生み出すのは、本当に難しいことだと痛感しています。
尊敬できる責任者が多いというのは、私も感じています。そうした方々が私たちのような新入社員を常に気にかけてくださり、いつでも相談に乗ってくれる環境があるのは大きな強みですね。
一方で、少数精鋭であることは魅力であると同時に、人海戦術のような物量で勝負できないという課題にもつながると思います。

社会人2年目のお二人から見て、「イマジニアに合う人」はどんな人だと思いますか?

真面目な人が多い会社ですが、同時にとても寛容なので、たとえ個性的であっても受け入れてもらえるのではないでしょうか。
強いて言えば、「絶対にこの仕事をしたい!」というこだわりが強すぎないほうがいいかもしれません。様々な仕事を経験させてもらえる環境なので、どんな仕事でもプラスに捉えられ、積極的に取り組める人が合っていると感じます。
先輩たちは温かく迎えてくれて、困ったときは快く協力してくれるので、積極的に頼れる人ほど成長できる会社だと思います。
私も同意です。周りの意見も柔軟に取り入れながら、自分の軸もしっかり持てる人。そして、いろいろな経験を通して成長したいと考えている人が良いと思います。

今後、どんな後輩に入社してほしいですか?

素直な人です。周りの意見をしっかりと聞ける。でも、自分の意見も、たとえ小さなことでも良いので持っていると、上司ともよりスムーズに会話ができると思います。
自分から学ぶ意識を持って質問ができたり、目的を持って主体的に動ける人は活躍できると思います。チームの中で他の人を巻き込みながら進められる人も、とても頼もしい存在になると思います。

主体的という言葉が出ましたが、お二人の学生時代を振り返ってどうでしたか?

部活をやっていたことも影響しているかもしれませんが、自分も含めて目的を持って主体的に動ける人が多かった印象があります。学生時代に何か一つのことに打ち込んだ事がある人は、イマジニアに合っているように感じます。
私の周りは半々くらいでしたね。内にこもってしまう人もいて、そういう人は苦労しているように見えました。でも、イマジニアは、そうした人もケアしてくれる空気があります。分からない時や困った時に、臆せずに相談すれば、必ず受け入れてもらえる環境です。

今後、経験したいことや将来的に目指したいものなどはありますか?

現在は、身近な先輩方の仕事の進め方を参考にしながら、自分も営業やプロモーションを幅広く理解し、チーム全体の動きを見渡しながら動ける人を目指しています。そのためにも、今の担当分野を深く学び、早く一人前になりたいです。
自分の成長がチームや会社の成長につながるよう、これからも挑戦を続けていきたいと思います。
長期的な希望になりますが、いつか自分でキャラクターを作れたらいいなと思っています。自分が考えたキャラクターが会社で運用され、人気になったら、自分にとってこれほど嬉しいことはないですし、会社にも大きく貢献できると感じています。
また、私はキャラクターの設定やストーリーの考案が好きなので、ゲームやその他のコンテンツの初期段階から「どう面白くしていくか?このキャラクターにどういうストーリーがあるといいか?」といった部分に関わってみたいですね。
もちろん、これまで担当してきたプロモーションの分野でも、私の「考える力」をもっと活かせると思うので、色々とチャレンジしていきたいです。