澤田秀雄

株式会社エイチ・アイ・エス 最高顧問

プロフィール

<略歴>
1951年大阪府生まれ。
大阪市立生野工高卒業後、旧西独・マインツ大学に留学。在学中、世界50カ国以上を旅行する。
80年「インターナショナルツアーズ」を設立(90年、社名を「エイチ・アイ・エス」に変更)。
95年株式店頭公開。
96年オーストラリアのゴールドコーストにホテルをオープン。
98年9月には国内第4番目の航空会社「スカイマークエアラインズ」を他社の半額運賃にて就航させる。
99年「エイチ・アイ・エス協立証券」(現・エイチ・エス証券)代表取締役社長に就任。
2003年モンゴルAG銀行(現ハーン銀行)会長に就任
2010年4月、ハウステンボス株式会社代表取締役社長に就任。翌年同社を初めて黒字化。
2022年3月、株式会社エイチ・アイ・エス社長退任。
2023年2月、株式会社エイチ・アイ・エス最高経営責任者(CEO)退任。取締役最高顧問就任。
2024年1月、株式会社エイチ・アイ・エス取締役最高顧問退任。


<著書>
『思う、動く、叶う(サンマーク出版)』
『HIS 机二つ、電話一本からの冒険(日本経済新聞出版社)』
『運をつかむ技術(小学館出版)』。

講義一覧


バラ、光、歌で奇跡のV字回復!ハウステンボスの集客戦略

ハウステンボス再生への戦略(1)仕組みで勝つ

18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字に転換させた澤田秀雄氏。〝100万本のバラ〟〝光の王国〟〝ハウステンボス歌劇団〟など、数々の魅力あるイベントで集客を増やしてきた、ハウステンボス再生における澤田氏の戦略論に迫る。


18年間赤字を続けた要因は「バランス」にあった?

ハウステンボス再生への戦略(2)失敗と経験に学ぶ

わずか1年で黒字転換を果たしたハウステンボスだが、それ以前の18年間は赤字を続けていた。その失敗についての分析とともに、澤田秀雄氏の戦略論に影響を与えた貴重な経験にも迫っていく。


運が悪いときは「時間」と「距離」が解決してくれる!

わが行動原則「運気と波動」

 経営には「運気」は重要な要素だ。良い運気を引き寄せるために大切なことは、第一に、いい気をもつ企業や人を見極めて付き合う。第二に、世の中のすべては「陰と陽」でまわっていると心得て、そのバランスを大切にする。そして、「自分は運がいい」と信じて行動する。では、運が悪い巡り合わせになったら……? 澤田秀雄氏が、目に見えない力を引き付けて自らの力にする秘訣を語る。


日本には国として稼ぐシステムが欠けている!

国を豊かにする方法~今の行政に欠けていること~

 国の仕事は、税金を取ることではなく、国を豊かにすることであると語り、経済力をつけ、産業を発達させ、税金を減らすことの重要性を説く澤田秀雄氏。そのための方法論として、今の行政に欠けている問題点を指摘する。


危ない山があれば登りたくなる―ハウステンボスへの挑戦

「挑戦と失敗」で語る企業立上げと再生の物語

株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長・澤田秀雄氏は、証券会社社長やモンゴルの銀行の会長と多彩な顔を持つが、その華麗な経歴は「ゼロから立ち上げる事業」と「誰も手を出さない企業再生」の苦労で彩られている。今だからこそ語れる、澤田氏の本音の企業再生秘話。(2015年3月5日開催島田塾第122回勉強会澤田秀雄氏講演「挑戦する勇気、失敗する価値」より、全5話中第1話目)


ハウステンボス再生でスタッフに求めた3つのこと

再生ハウステンボス―三つのポイントで人を動かす

誰もが尻ごみしたハウステンボスの再生にいよいよ乗り出した株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長・澤田秀雄氏。社長として社員に最初に話した三つのポイントがその後の再生につながるのだが、それは難しい企業戦略やマーケティング理論ではなく、実にシンプルで分かりやすいものだった。「失敗」すら味方にする澤田流企業再生の秘訣を語る。(2015年3月5日開催島田塾第122回勉強会澤田秀雄氏講演「挑戦する勇気、失敗する価値」より、全5話中第2話目)


万年赤字のハウステンボスを再生させた手法とは?

再生ハウステンボス―失敗と新たな挑戦

18年間赤字を続けたハウステンボスを1年で黒字化した株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長・澤田秀雄氏。あまりの鮮やかさに「魔法を使ったのか」「どれほどの才人なのか」と疑いたくなるのはもっともだ。しかし、「失敗の裏にこそ成功が隠されている。まずやってみて、それからよく考えよう」という氏の哲学はマトモ過ぎるほどマトモである。ハウステンボス4年間の挑戦の軌跡を、ご自身に振り返っていただこう。(2015年3月5日開催島田塾第122回勉強会澤田秀雄氏講演「挑戦する勇気、失敗する価値 」より、全5話中第3話目)


2015年7月にはスマートホテル「変なホテル」開業!

再生ハウステンボス―止まらないイノベーション

当初から「観光ビジネス都市」を目指した新生ハウステンボスだが、5年目の今年はよりダイナミックな展開が始まった。医療観光とスマートホテル開業。そして、その裏では新ビジネス実験場として、広大な敷地が存分に活かされている。国内初から世界初へ、日本一から世界一へ。イノベーションを求め続ける株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長・澤田秀雄氏は、ハウステンボスに「まだ化ける可能性」を読み取っている。(2015年3月3日開催島田塾第122回勉強会澤田秀雄氏講演「挑戦する勇気、失敗する価値」より、全5話中第4話目)


すべてはお客様の笑顔のために

再生ハウステンボス―感動は人から、企業も人から

この5年間を振り返り、「断り続けたのが申し訳ないぐらい、今は楽しくて仕方がない」と株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長・澤田秀雄氏は言う。テーマパークは「感動」を売る事業。それは、自分自身の感動なしには始まらない。バラの香りに始まったハウステンボスの再生は、人の笑顔を日々の動力に変えて動き続けている。(2015年3月5日開催島田塾第122回勉強会澤田秀雄氏講演「挑戦する勇気、失敗する価値」より、全5話中第5話目)