河合弘之

さくら共同法律事務所 所長・弁護士/映画監督

プロフィール

1944年4月18日旧満州生まれ。
1968年東京大学法学部卒業。
さくら共同法律事務所所長。
数々の大型経済事件でビジネス弁護士として活躍(平和相互銀行事件、国際航業事件、秀和対忠実屋いなげ屋事件、イトマン事件や最近ではスルガ銀行かぼちゃの馬車事件で弁護団長として1500億円の債務を帳消しに)する一方、
2011年3月11日の福島原発事故をきっかけに全国の原発差止訴訟弁護団をまとめ、
自身も多くの弁護団に参加している。
また、社会貢献活動として中国残留孤児、
フィリピン残留日本人の国籍取得にも尽力している。
また、映画監督としても活躍しており、これまでに5作品を企画・制作している。

講義一覧


善管注意義務は重い、「名ばかり役員」は危険、保険は重要

株主代表訴訟の仕組み(2)株主代表訴訟の6つの教訓

安易に「名ばかり役員」に就任するのは危険、取締役の善管注意義務は大変重いので、やるからには本気でコミットする……など、「株主代表訴訟」のリスクに備えるために大切な6項目を紹介する。その事例として紹介されるのは、東電株主代表訴訟。詳細な訴訟の中味を見ていくうちに、「株主代表訴訟」の実際が見えてくる。(全2話中第2話)


株主代表訴訟とは?…なぜ東電は13兆円賠償判決となったか

株主代表訴訟の仕組み(1)「株主代表訴訟」とは何か?そのリスクは?

「株主代表訴訟」とは、どのような仕組みにより、誰の責任を追及していくものなのか。また、そのリスクとは、いかなるものなのか。実際に、東京電力福島第一原発の事故をめぐる株主代表訴訟において、原告側の弁護団長を務めた河合弘之弁護士からお話をうかがう。(全2話中第1話)


罠に落ちぬために…不動産投資で注意すべき具体的ポイント

不動産投資の危険な罠(2)なぜ落とし穴に墜ちてしまうか

不動産投資をする人の中には、将来のお金の不安を解消するために投資を考える人も多い。「スルガ銀行シェアハウス事件」のような投資話に引っかからないためには、どういった点に気をつけるべきなのか。不動産投資をする際に注意すべきポイントについて解説する。(全2話中第2話)


かぼちゃの馬車事件に学ぶ不動産投資の失敗例

不動産投資の危険な罠(1)「スルガ銀行シェアハウス事件」の真相

2018年に世間を騒がせた「スルガ銀行シェアハウス事件」。事件の発端となった不動産会社のスマートデイズは破産し、多額の負債を抱えたオーナーを多く生み出した。さらに、不動産会社と銀行の癒着が明らかになり、連日ニュースで取り上げられ、社会問題と化した。なぜこのような事件が発生してしまったのか。そして、事件はその後どうなったのか。そこに潜む「不動産投資の罠」について解説する。(全2話中第1話)