新型コロナウイルス対策のポイントは?
新型コロナウイルスの克服(1)3月末までの対策の是非
新型コロナウイルス問題の全体像を、どのように把握すべきか。日本の感染者数がそこまで増加していないのは、少ない検査数が原因であると考えられている。しかし実際には、戦略的な事情や法的な問題も関わっている。(全5話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 保険社会行動学分野 教授
新型コロナウイルスの克服(1)3月末までの対策の是非
新型コロナウイルス問題の全体像を、どのように把握すべきか。日本の感染者数がそこまで増加していないのは、少ない検査数が原因であると考えられている。しかし実際には、戦略的な事情や法的な問題も関わっている。(全5話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
新型コロナウイルスの克服(2)ロックダウンの舞台裏
今後のコロナウイルス対応は、政治にスピードを持たせる必要がある。特に都市のロックダウンは重要な課題だが、効果的な実現のためには、適切な情報共有とメッセージの伝達が必須である。(全5話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
新型コロナウイルスの克服(3)社会連帯の崩壊が本当の敵
急激な感染拡大によって、政治や制度に対する信頼が失われている。それを防ぐためには、感染拡大のピークをなだらかにする必要がある。ロックダウンは、そのための1つの手段なのである。(全5話中第3話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
新型コロナウイルスの克服(4)保健所こそ陰のヒーロー
日本において感染者数がある程度抑えられている要因の1つに、保健所の働きがある。保健所は感染者の情報や感染経路を逐一把握し、感染拡大防止に大きく貢献している。よって、保健所という機能をいかに保つかが、医療崩壊を防ぐためにも非常に重要なポイントとなる。(全5話中第4話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
新型コロナウイルスの克服(5)何が成否を分けるのか?
いったい何が感染率や死亡率の高さ・低さを決めるのか。その要因は決して単一ではない。公衆衛生系の問題は複合的に発生するからだ。そこで求められるのは、各セクターが適切に状況を把握し、相互にコミュニケーションを深めて信頼を獲得していくことだ。終息後のV字回復も、これを前提に考えていく必要がある。(全5話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)