自分以外は「師」だという思いで学ぶことが大事
生涯教育が人間力の基礎となる
「生涯学び続けることが人間力の基礎となる」―こう語る経営コンサルタントの浜口直太氏は20代の頃、アメリカで経営学を教えた経験を有するが、そこで、どれだけキャリアを積んでも常に学び続けようとするアメリカの文化に感銘を受けたという。浜口氏が生涯教育の重要性を論じる。
国際経営コンサルタント
生涯教育が人間力の基礎となる
「生涯学び続けることが人間力の基礎となる」―こう語る経営コンサルタントの浜口直太氏は20代の頃、アメリカで経営学を教えた経験を有するが、そこで、どれだけキャリアを積んでも常に学び続けようとするアメリカの文化に感銘を受けたという。浜口氏が生涯教育の重要性を論じる。
人間力をつけるために(1)世のため、人のために生きよう
「人間力をつけるための大前提は、世のため人のために生きることである」―そう語る経営コンサルタントの浜口直太氏は学生時代、勉強が苦手であることに悩まされたという。しかし、松下幸之助の言葉に出会い、アメリカに行くことを決意。その後アメリカで、世のため人のために生きることが人生を好転させることを学ぶ。(全10話中第1話)
人間力をつけるために(2)悪くて当然というプラス思考
人間力をつける二つ目のポイントは、人生は「悪くて当たり前」という発想によるプラス思考である。この発想によれば、良い結果を出すためには、「圧倒的努力」をする必要があると、経営コンサルタントの浜口直太氏は言う。圧倒的努力をするためには、危機感を持つことが重要である。(全10話中第2話)
人間力をつけるために(3)いつも感謝の心を持とう
人間力をつける三つ目のポイントとして、「いつも感謝の心を持とう」という言葉を挙げる経営コンサルタントの浜口直太氏。障害を持ちながら努力する人や、大変な環境で生きている人のことを思えば、自分の恵まれた環境に感謝して、努力をすべきである。そして、感謝の気持ちを素直に表現することが重要である。(全10話中第3話)
人間力をつけるために(4)「ギブ&ギブ&ギブ」の精神
人間力をつけるための四つ目のポイントは「ギブ&ギブ&ギブ」の精神だと、経営コンサルタントの浜口直太氏は語る。それは人の相談に乗り励ましていくということで、お金も名誉も地位も何もなくてもできることだと浜口氏は言う。(全10話中第4話)
人間力をつけるために(5)「願えば叶う」と信じよう
願い続けることが、執念を生み、圧倒的努力につながる。経営コンサルタントの浜口直太氏は、人間力をつけるための五つ目のポイントとして、「願えば叶う」と信じることを挙げる。数々の偉人のエピソードを踏まえ、強く願い続けることの重要性について、浜口氏が解説する。(全10話中第5話)
人間力をつけるために(6)明るく元気に、大きな声で
「明るく元気に、大きな声で」話すことが、人間力をつける六つ目のポイントである。経営コンサルタントの浜口直太氏はそのように説く。浜口氏が著書『仕事のルール』において指摘したように、「明るく元気に、大きな声で」話すことは、人や情報や運を引きつけ、成功を呼び起こす。(全10話中第6話)
人間力をつけるために(7)まず、動こう
まず行動をすることが人間力をつけるための七つ目のポイントである。経営コンサルタントの浜口直太氏は、そう指摘する。行動して失敗しても、それは成功のプロセスとなる。まず行動することが不可能を可能にする。自分が率先して行動を起こせば、周りの人に行動を起こさせることもできる。(全10話中第7話)
人間力をつけるために(8)自分以外は皆「師」と考えよう
自分以外は皆「師」だと思うことが、人間力をつけるための八つ目のポイントである。経営コンサルタントの浜口直太氏はそう語る。自分とは異なる経験と知識を持つ他者から学び続けることで、人は成長し成功を収めることができる。そこには立場の上下などは関係なく、立場が上になっても素直な心で学び続けるべきである。(全10話中第8話)
人間力をつけるために(9)すべては対話から
人間力をつけるための9個目のポイントは、対話を重視することである。経営コンサルタントの浜口直太氏はそう述べる。社会における全ての問題は、人と人との間で起きるから、解決には対話が必要である。対話においては、言葉で理屈を示す以上に、言葉に心を込めることが重要である。(全10話中第9話)
人間力をつけるために(10)人を激励し、応援しよう
人間力をつけるための10個目のポイントは、人を激励し応援することである。経営コンサルタントの浜口直太氏は、そう語る。人を応援する際には、思いやりの心を持って、相手の苦しみを分かち合うことが重要である。また、人を応援しているうちに、人間は自分でも頑張ろうと思うようになる。(全10話中第10話)