講義一覧
サービソロジーと経営~サービスイノベーション(1)サービソロジーとは
「サービソロジー」を経営に活用する企業が増えているという。それは一体どういう手法なのだろうか。サービス産業の生産性向上が日本経済を力強い成長軌道に復活させる切り札だといわれて久しいが、サービソロジーはその起爆力になり得るのか。サービスイノベーションこそ現代の最重要テーマだと考える産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、サービソロジーの考え方と具体的手法を案内する。(全9話中第1話)
サービソロジーと経営~サービスイノベーション(2)経済はサービスで動いている
今や日本経済の4分の3がサービス産業に支えられているという状況の中、なおも日本は「モノづくり立国」だといわれている。それは、いつ始まった産業価値観なのだろうか。それによって失ったものはないのだろうか。「経済はサービスで動いている」時代が生まれた経緯と、今の日本経済に必要な対応策を、産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、サービソロジーの観点から紹介する。(全9話中第2話)
サービソロジーと経営~サービスイノベーション(3)サービスイノベーション(上)
産業戦略研究所代表の村上輝康氏が持続可能なサービスイノベーション推進の方法を2回に分け、具体的事例をもって解説する。村上氏が提供するサービスイノベーションのプロセスを示すフレームワークには、いくつもの重要な戦略的ポイントが潜んでいる。(全9話中第3話)
サービソロジーと経営~サービスイノベーション(4)サービスイノベーション(下)
産業戦略研究所代表の村上輝康氏がサービスイノベーション推進の具体的方法について2回にわたって解説。後半の今回は、サービスの提供者、利用者、そしてマーケットで、どのように新たな価値共創が起こり、さらにひとまわり大きな持続可能なサービスイノベーションのサイクルの形成につながっていくのか、という点について学んでいく。(全9話中第4話)
サービソロジーと経営~サービスイノベーション(5)価値提案から利用価値共創
産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、サービソロジーによるサービスイノベーションについて具体的事例をもとに解説する。第一弾は個人の訪日外国人旅行客のニーズに応える旅行プラン作成支援ツールの開発についてだ。提供者による一方通行の「価値提案」ではなく、利用者の「事前期待」に柔軟に応えることで「利用価値共創」を可能にした好例である。(全9話中第5話)
サービソロジーと経営~サービスイノベーション(6)利用価値共創と満足度評価
産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、前回に続きサービソロジーによるサービスイノベーションについて具体的事例をもとに解説する。今回は優れた技術を店頭に持ち込んだことで顧客との利用価値共創を実現したアシックスと、便益遅延性を伴うため顧客満足度評価が難しい医療分野の例を取り上げる。(全9話中第6話)
サービソロジーと経営~サービスイノベーション(7)価値発信把握と学習度評価
産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、サービソロジーによるサービスイノベーションの価値発信把握及び学習度評価のステージについて、介護分野の事例を紹介、解説する。介護では利用者からの価値発信把握が難しいのだが、スフィアの慶應義塾大学の村井プロジェクトでは介護スタッフの気づきに着目して、価値発信把握、学習度評価を可能にした。その具体的な仕組みとは?(全9話中第7話)
サービソロジーと経営~サービスイノベーション(8)経験価値共創と知識スキル蓄積
産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、サービソロジーによるサービスイノベーションの事例を紹介していく。今回は「経験価値共創と知識・スキルの蓄積」をテーマに、東京大学の浅間プロジェクトと良品計画を取り上げる。(全9話中第8話)
サービソロジーと経営~サービスイノベーション(9)持続的サービスイノベーション
産業戦略研究所代表の村上輝康氏が、サービソロジーによるサービスイノベーションの事例を紹介していく。最終話の今回は「持続可能なサービスイノベーション」として、airbnbを取り上げる。(全9話中第9話)