日本人に必要な栄養素は?幹細胞治療をどう考える?
新しいアンチエイジングへの挑戦(6)ビタミンとお米とアンチエイジング
アンチエイジングに有効なビタミンは何かという質問に続いて、世界的にお米が注目を集める理由などを解説する。第5話に引き続き、質疑応答編の後編をお届けする今回。アンチエイジングのさまざまな方法を紹介してきた本シリーズだが、なによりのアンチエイジングは、楽しいことをやることだと伝えて講義を締めくくる。(全6話中第6話)
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授
新しいアンチエイジングへの挑戦(6)ビタミンとお米とアンチエイジング
アンチエイジングに有効なビタミンは何かという質問に続いて、世界的にお米が注目を集める理由などを解説する。第5話に引き続き、質疑応答編の後編をお届けする今回。アンチエイジングのさまざまな方法を紹介してきた本シリーズだが、なによりのアンチエイジングは、楽しいことをやることだと伝えて講義を締めくくる。(全6話中第6話)
新しいアンチエイジングへの挑戦(5)テロメアとアンチエイジングの本質
「朝食を抜くと良くない」といわれるが、医学的にはどうなのか。また、テロメアは縮んでいくものということだが、伸びることもあるのか。その他、食事の具体的なタイミングや疑わしき治療法に惑わされないための心構えなどアンチエイジングの本質について、今回から2回にわたり前回までの講義を受けた質疑応答編としてお送りする。(全6話中第5話)
新しいアンチエイジングへの挑戦(4)人生100歳時代の健康医療
最新医学の手法を活用すれば、遺伝子を調査することでさまざまな健康状態が読み取れる。しかし、専門領域に閉じる医療現場では、なかなかその知見が生かしきれない現実がある。ではどうすればいいのか。そこで抗加齢医学を大いに活用したい。人生100歳時代といわれる現代、本来のウェルビーイング実現に向けた取り組みを語る。(全6話中第4話)
新しいアンチエイジングへの挑戦(3)選食とファスティングで防ぐ老化
「テロメア」や「生物学的年齢」など人の寿命を予測する指標がアンチエイジング研究の中で見いだされ、アンチエイジングに有効な方法も具体的に明らかになってきている。今回は、古くから断食として知られる「ファスティング」と、食の多様性を楽しむ「選食」を組み合わせた実践の効果を解説する。(全6話中第3話)
新しいアンチエイジングへの挑戦(2)アンチエイジングの現在地
加齢による変化、つまり老化を制御することはできるのか――「人生100年時代」ともいわれる今、どれだけ健康に若々しく長生きできるかは誰しもが気になるところだが、最新の研究では、身体の老化を抑え若さを保つアンチエイジングが可能であることが検証されてきている。今回は現在進行形のアンチエイジングの知見を紹介し、私たちが日常的に気をつけるべき健康への向き合い方を解説する。(全6話中第2話)
新しいアンチエイジングへの挑戦(1)患者と伴走する医者の存在
「百年健康」を旗印に健康寿命の延伸とアンチエイジングのための研究が進む医療業界。そうした状況の中、本職である泌尿器科の診療とともにデジタルセラピューティックス、さらに遺伝子を用いて生物としての年齢を測る研究など、最先端の医学に広く携わってきた堀江重郎氏。今回は30年前に大きな影響を受けた乳がん研究と、患者と伴走する医者の存在について語る。(全6話中第1話)
飽食時代の「選食」のススメ(4)五感を使って食を楽しむ
食において大切なことは、食材や調理法だけではない。五感を使って食を楽しむということは、人生の楽しみの非常に大きな部分を担っている。家族や親しい人と食卓を囲むことで、食事はより一層豊かな経験になる。「ユネスコ無形文化遺産」という世界の食文化からも見えてくる会食の効用を、「オキシトシン」をキーワードに深掘りしていく。(全4話中第4話)
飽食時代の「選食」のススメ(3)日本人が摂るべき栄養
食事の栄養バランスを自分自身で管理することは「選食」の重要な実践だ。では、私たちはどんな栄養素を意識して摂取すればいいのだろうか。亜鉛やタンパク質など、現代の日本人に不足しがちな栄養素とその摂取方法を解説するとともに、実は砂糖よりも健康リスクが高い「果糖」の実態に迫る。(全4話中第3話)
飽食時代の「選食」のススメ(2)ファスティングの効用
食べる量と質による「選食」において、いかに“食べないか”もまた、何を食べるかということと同様に重要な実践なのである。食事を節制する「摂食」、あるいは食事を飛ばす「絶食」を行うと、体の機能を高めることにつながるという。そこで今回、大事なキーワードとして「ファスティング」を取り上げる。腸内細菌を豊かにする食材を紹介するとともに、一定の時間食事を控えるファスティングの効用を解説していく。(全4話中第2話)
飽食時代の「選食」のススメ(1)選食の提唱と「食の多様性」
世界の肥満者数が増加の一途をたどり、偏食や低栄養などの問題も叫ばれている昨今。そんな飽食の時代に対応するための食への態度として堀江氏が提唱するのが、食事の質と量を見極める「選食」である。では選食とはいったいどのような実践なのか。今回は、その基礎として重要な「食の多様性」について、腸内細菌が食生活に与える影響や認知機能低下の予防、そしてそのための日本型食事の話を交えながら解説する。(全4話中第1話)
テロメアから考える「アンチエイジング」(2)テロメアを伸ばす生活習慣
老化を考える上で重要なテロメアの長さは免疫力とも関係があり、テロメアが長いとウイルスへの抵抗力が高いことがコロナ禍の研究でも分かってきた。どうしたらテロメアの長さを維持する、あるいは伸ばすことができるのか。食事や運動といった日常でできるアンチエイジングの方法について解説する。(全2話中第2話)
テロメアから考える「アンチエイジング」(1)老化とテロメアの関係
近年、老化を遅らせたり、老化した細胞を若返らせたりする「アンチエイジング」に関する科学的な研究が盛んに行われている。そのカギとなるのが「テロメア」と呼ばれる染色体の末端にある構造である。テロメアの長さと老化や疾患にはどのような関係があるのか。(全2話中第1話)
ウィズ・コロナ時代の医学展望(4)ワクチン接種の現状と症状の長期化
最近、問題になっているのが長期的な新型コロナ患者が増えてきているということだ。中にはPCR検査がずっと陽性のままという患者もいるという。感染予防や重症化防止にはワクチン接種が有効なのだが、ワクチンによる抗体の形成には個人差があるとともに、今後の変異に対してどうやって対応していくのかという問題もある。いったい世界的な鎮静化まで、あとどれくらいかかるのだろうか。(全4話中第4話)
ウィズ・コロナ時代の医学展望(3)新型コロナ医療の最前線
流行から1年以上がたち、新型コロナウイルス感染症について、さまざまなことが分かってきた。重症化のメカニズムと、それを防ぐ治療薬の効果とその問題点、感染のリスク因子、さらに、ワクチン接種が進む中での、ワクチンの予防効果など、これまでの分析で分かってきた新型コロナウイルスの最新情報について解説する。(全4話中第3話)
ウィズ・コロナ時代の医学展望(2)日本の医療の脆弱性
新型コロナウイルス感染症の拡大により、保健所や病院の役割が改めて注目されている一方、日本の医療の脆弱性が浮き彫りになっている。戦前、強化された保健所だが、戦後の行政改革によってその数は減少。そこには今回の新型コロナによるパンデミックのような有事を想定しなかったということも要因として指摘されている。なぜそうなってしまったのか。日本の医療体制の問題点を欧米諸国と比較しながら解説する。(全4話中第2話)
ウィズ・コロナ時代の医学展望(1)日本のコロナ対策とその問題点
世界を大混乱に陥れた新型コロナウイルスによるパンデミック。2020年1月の時点で現在のような状況を予測できた人はどれくらいいただろうか。本シリーズ講義では、これまでに新型コロナウイルスについて分かってきたことを解説しながら、日本のコロナ対策を振り返り、その問題点を指摘する。(全4話中第1話)
COVID-19戦時下の今できること(5)日々の実践に向けて
今一番重要なのは、適切な情報を集めることである。公衆衛生は基本的に集団単位で行われるが、個人レベルでの疾患の程度とウイルス感染のリスクについては、個別的に収集する必要がある。こうした情報収集により、ウイルスにかかってもすぐ回復できるよう、免疫を付けるための手段が豊富にあるという。講義終了後の質疑応答編。(全5話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
COVID-19戦時下の今できること(4)免疫機能を高めよ<2>
免疫細胞が弱る原因の1つは、酸化ストレスである。酸化ストレスは加齢だけでなく、喫煙や食事の過剰摂取、運動不足など様々な生活習慣にも由来する。ウイルスと闘うためには、こうした日々の生活実践を捉え直し、免疫力を意識的に高めていくことが重要なのである。(全5話中第4話)
COVID-19戦時下の今できること(3)免疫機能を高めよ<1>
ウイルスに立ち向かうためには、免疫力を高めることが重要である。そのためには、免疫力を高める要素を熟知すると同時に、それを低下させてしまう要因や習慣を正しく理解し、対処することが求められる。(全5話中第3話)
COVID-19戦時下の今できること(2)感染拡大の防止策
感染の拡大を防ぐためには、個人レベルでは手洗いが、集団レベルでは隔離や移動制限が効果的である。しかし最近、BCGワクチンを積極的に摂取してきた国ほど、コロナウイルスの感染者が少ないのではないかということも議論され始めている。(全5話中第2話)
COVID-19戦時下の今できること(1)現状の把握
新型コロナウイルス感染症への対応は、ウイルスと人類の間でなされる戦争としてみなすことができる。1人1人に何ができるかを考えるためには、現状を適切に把握するとともに、ウイルスと戦った過去の歴史を振り返る必要がある。(全5話中第1話)
在宅医療
日本では現在、病院で最期を迎える人が大多数だが、高齢化、終末医療の費用の問題、緩和医療ということを考えると、在宅医療の必要性は今後増大する。「人間らしい人生の終わり方」のために在宅医療推進の意義を説く。
ロボット手術が拓く外科イノベーション「ダヴィンチ」
手術ロボット「ダヴィンチ」。それは人類の外科手術の歴史におけるイノベーションとなる先端医療機器。不可能を可能にした先端医療の実力と可能性を語る。※手術中の動画も含まれますので、ご注意ください。
「ダヴィンチ」は医療経済にどのような影響を与えるか
世界に比べて特異な日本の輸入医療機器事情。低集約性、非効率性の問題。そして保険診療のカベ――。外科手術史を変える手術ロボット「ダヴィンチ」の普及問題から見えてくる、日本の医療経済システムの実態とは。
前立腺がんの治療・予防の最前線
今、日本で最も増えているがんは、前立腺がんである。それはなぜなのか。予防するにはどうしたらよいのか。現在はどのように治療しているのか。前立腺がんの治療・予防の最前線を泌尿器科医・堀江重郎氏が解説する。
やる気に関係するホルモン「テストステロン」
やる気に関係するホルモンがある。男性ホルモンとも呼ばれる「テストステロン」だ。いつ、どのように、なぜそのような働きをするのか。不足している人はどうしたらよいのか。男性だけに関係するのか。堀江重郎氏が最新の知見を語る。
「男性更年期」とは何か
最近、「男性更年期」という言葉を目にすることが増えた。男性更年期とは何か。なぜ起こるのか。どのような対策をすればよいのか。ホルモンの専門家・堀江重郎氏が語る。
エボラ熱の流行と対策について
アフリカの3国で猛威を振るい、世界的流行の可能性が語られているエボラ熱。エボラ熱とは一体どのような病気で、なぜ感染が拡大しているのか。そして、私たちはどう対処したらよいのか。医師・堀江重郎氏が教えてくれる。
タバコを吸う人の健康法~錆びにくい体づくり
百害あって一利なしと言われるタバコ。いったい何がそんなに悪いのか?また、それをカバーする方法はあるのか?堀江重郎氏が、タバコが人体に及ぼす影響を解説し、愛煙家のための健康法を伝授する。
「精子力」を高める三つの方法
男性の精子力に対する注目が集まっている。女性が妊娠しやすくなるためには、男性の精子が持つ活力も重要であることが、近年の研究で分かってきた。日常生活の何気ない行動が、精子の力に影響を与えている。何に気をつければいいのか、どうすれば精子力は高まるのかを、順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が解説する。
1分チャージ! 新・エクササイズ理論
血圧が高い人はずっと薬を飲み続けなければいけない。運動は健康のために、週2回程度筋トレをすると良い。食後、お腹が落ち着いてきたら運動するのが効果的。こうした従来の常識は全て間違っている!? 順天堂大学大学院医学研究科教授・堀江重郎氏による、知らないと損をする新・エクササイズ理論。
スマートフォンを活用した近未来の医療改革
健康で長生きは、みんなの願い。国民の3人に1人が60歳以上という超高齢化の波を受け、「治療から予防へ」の医療が浸透している。今後、スマホでヘルスケア、SNSで健康増進はどこまでできるのか。NHK Eテレ『きょうの健康』にもご出演の専門医、順天堂大学大学院医学研究科教授・堀江重郎氏にビジョンをおうかがいする。
男性医学とテストステロン(1)リーダーと男性ホルモン
あるホルモンの量が、リーダーとして優れているかどうかに関係しているという。そのホルモンとは一体何か。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が語る。(2015年7月24日開催日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「リーダーシップのアンチエイジング」より、全6話中第1話目)
男性医学とテストステロン(2)冒険・社会性・競争
数年前、テストステロン値が高いトレーダーはもうけが多いことが分かり、テストステロンが一躍有名となったが、この話にはオチがあるという。それは何か。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が語る。(2015年7月24日開催日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「リーダーシップのアンチエイジング」より、全6話中第2話目)
男性医学とテストステロン(3)男性ホルモンと性格
テストステロン値によって、性格に違いが出るという。果たしてどのような違いなのか。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が語る。(2015年7月24日開催日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「リーダーシップのアンチエイジング」より、全6話中第3話目)
男性医学とテストステロン(4)男性ホルモン低下の影響
60歳を過ぎて怒りっぽくなった、意欲や集中力に欠ける、疲労感、頻尿、ほてり。ときに「男性更年期」とも呼ばれるこうした症状から、テストステロン低下の影響に、さまざまな角度からアプローチする。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が語る。(2015年7月24日開催日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「リーダーシップのアンチエイジング」より、全6話中第4話目)
男性医学とテストステロン(5)男性性を医学から支える
男性ホルモンであるテストステロンはどうすれば高まり、心身ともに充実したコンディションを維持できるのか? 男性が意欲的かつ健康的に長生きするために、テストステロンがいかに重要か。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が語る。(2015年7月24日開催日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「リーダーシップのアンチエイジング」より、全6話中第5話目)
男性医学とテストステロン(6)質疑応答
「バイアグラがテストステロンを上げるメカニズムは?」、「女性も男性ホルモンで長生きするのか?」、「テストステロンを組織のマネジメントに活用する方法はあるか?」。会場からの突っ込んだ質問に順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が答える。(2015年7月24日開催日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「リーダーシップのアンチエイジング」より、全6話中最終話)
腸内細菌の可能性とマイクロバイオームのダイバーシティ
近年、腸内細菌のさまざまな働きが明らかとなり、病気の治療や予防に加え、アンチエイジングにも効果のあることが分かってきた。人間と古いつき合いでありながら、新しい可能性に満ちた腸内細菌のパワーについて、順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が解説する。
選択する医療~後悔のない判断のために(1)エビデンス重視主義
医療行為における「インフォームド・コンセント」は今や法律でも明文化されている。しかし、高度化する医療について、患者や家族が医療者から「正しい情報を得た上で合意」するのは、そうそう簡単なことではない。そのために、現場の医師たちはどのような努力を重ねているのか。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が、数々の事例を挙げながら解説する。(全2話中第1話)
選択する医療~後悔のない判断のために(2)シェアード・ディシジョン・メイキング
医療判断において、最近では「インフォームド・コンセント」を超えた「シェアード・ディシジョン・メイキング」の重要性がいわれている。医療における意思決定をシェアするとはどういうことか。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が具体例をもとに解説する。(全2話中第2話)
リーダーシップのホルモン
従来、リーダーシップは本人の心掛けで手にするものといわれてきたが、ホルモンをバランスよく活用することで、現代にふさわしいリーダーシップが得られるという。順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が、現代人必見のリーダーシップ論を医学的観点から生活習慣や飲み物のアドバイスも交えて解説する。
「人生100年時代」の抗加齢医学と前立腺ガンの予防
人生100年時代の到来が近年、叫ばれている。100年という時間の中で生じる変化は女性の方が適応しやすいともいわれている。それに対して男性は、どのようなライフスタイルを築けば良いのだろうか。来たるべき人生100年時代の抗加齢医学、そして増加する前立腺ガンの予防について学ぼう。
アンチエイジングのための「5:2ダイエット」
アンチエイジングの一番の方法は、食事をあまり取らないことで活性酸素を増やさないことである。しかし、カロリー制限はリバウンドにもつながりやすい。そこで、ヨーロッパやアメリカで流行しているのが、「5:2ダイエット」である。その方法について学んでみよう。
夜間頻尿の原因とその予防方法
年を取ると、夜中におしっこに起きることが増える。夜間頻尿といわれるものだが、その原因は、膀胱の収縮力が弱まることにある。一晩に何回もおしっこに行くようなら注意が必要であり、そのための予防も大事である。
世界と日本の医療~課題と未来(1)グローバル化が遅れる日本の医療
最先端手術支援ロボット「ダヴィンチ」の価格は、世界の中で日本だけが圧倒的に高いといわれている。なぜそのようなことが起きるのか。また、グローバル化を推し進める上で、日本の医療のどこが問題点なのか。堀江重郎氏に解説いただく。(全6話中第1話)
※インタビュアー:神藏孝之(10MTVオピニオン論説主幹)
世界と日本の医療~課題と未来(2)日米の医療制度の違い
日本の医療制度は非効率な部分が多いのに対して、アメリカの医療制度は効率的で、学ぶことが多い。堀江重郎氏の解説のもと、日本とアメリカの制度を比較して、日本の医療制度の問題点を改めて考えてみる。(全6話中第2話)
※インタビュアー:神藏孝之(10MTVオピニオン論説主幹)
世界と日本の医療~課題と未来(3)日本の医療の生産性を上げるために
日本の医療費は国際的に比較してそこまで高くはないが、その背景として医師あるいは医療従事者が低収入で働いていることが大きいという。ただ、彼らの収入を上げるということに賛同する者は少ないだろうと堀江重郎氏は話す。そこで必要となるのは、医療現場で生産性を上げることだが、そのための新たな仕組み作りについて、他国の医療モデルなどを参考にしつつ、模索してみる。(全6話中第3話)
※インタビュアー:神藏孝之(10MTVオピニオン論説主幹)
世界と日本の医療~課題と未来(4)アンチエイジングと健康リテラシー
アンチエイジングについては情報が氾濫しているため、求められるのは健康に対する個々人のリテラシーだという。そこで、堀江重郎氏は専門分野である男性ホルモンについて、また最近耳にすることが多くなった「マインドフルネス」について、医学的見地から解説する。(全6話中第4話)
※インタビュアー:神藏孝之(10MTVオピニオン論説主幹)
世界と日本の医療~課題と未来(5)求められる医師の姿
医療の大原則は、「手当て」という言葉で表現されるように、患者さんと同じ場にいて、その場を共有することだと堀江重郎氏は話すが、現在の医療はそれを難しくしているという。いったいどういうことなのか。また、求められる医師の姿や医師に向いている人はどのような人なのか。(全6話中第5話)
※インタビュアー:神藏孝之(10MTVオピニオン論説主幹)
世界と日本の医療~課題と未来(6)終末医療と在宅医療
終末期の死生観について、日本ではあまり議論されていないが、「人生の中で何をしたいのか」ということを考えることが、個人にとっても医療全体にとっても大切である。そこでシリーズ最終話では、終末医療について在宅医療などいろいろな実例を紹介しながらお話いただく。(全6話中第6話)
※インタビュアー:神藏孝之(10MTVオピニオン論説主幹)