工藤七子

一般財団法人 社会変革推進財団(SIIF)常務理事

プロフィール

大学卒業後、日系大手総合商社に勤務を経て、クラーク大学大学院国際開発社会変革研究科へ入学。
在学中、AcumenFund のパキスタンでアソシエイトとして低所得者向けの住宅事業に従事。
帰国した2011年より、日本財団へ入団し、企業との連携事業を担当する他、日本ベンチャー・フィランソロピー基金の立上げ、運営を担当。
2017年4月に日本財団からスピンアウトする形でSIIFを設立し、常務理事に就任。インパクト投資全般の企画・推進をリード。

講義一覧


財務的な継続可能性と社会的なインパクトの両立を目指す

社会的インパクト投資~社会課題を解決する(1)社会課題の解決を追求する投資

「社会的インパクト投資」をご存じだろうか。イギリス、アメリカなどでいま盛んに行われている新たな形の投資である。一体どのようなものなのか。日本ではどの程度進んでいるのか。日本財団社会的投資推進室室長・工藤七子氏が語る。(前編)


医療や介護――投資は社会課題を解決できるのか?

社会的インパクト投資~社会課題を解決する(2)新しい投資モデル「SIB」

公的財政支出をいかに抑えつつ、社会課題を解決し、大きなインパクト(影響)を与えるか。日本をはじめ全ての先進国で構造的財政赤字が進む中、社会課題の解決を税金に頼らない仕組みづくりの一つとして今、日本の社会的インパクト投資で「ソーシャル・インパクト・ボンド」(SIB)が注目されている。日本財団社会的投資推進室・工藤七子氏が語る「社会的インパクト投資」第2話では、このソーシャル・インパクト・ボンドの世界と日本の現状を紹介する。(後編)